今週のサザエ感想

やはり今期最強アニメはサザエさん一択。


・「カツオ両手に花火」 脚本:雪室俊一
タイトルの時点で雪室節全開。そして即ハイエナ。
そして今日、ハイエナの新たなあだ名『テブラマン』が爆誕
思い出したようにハヤカワ推しだけでなくカオリ推しまで行ったと思ったら
正妻である花沢さんの魅力を余すところなく描写してくる御大の脚本力に脱帽です!
そして女性のしたたかさとそれに振り回される男、という
現代のライトノベルにも通ずる内容で〆。今日もサザエは1本目から飛ばしていた。


・「ニッキのいた夏」 脚本:雪室俊一
雪室2連投。しょっぱなから『僕がこんな貧しい食生活をするわけないだろ』と
名言が飛び出す。そしてホリカワにカブトムシと僕たちを狙い撃ちにしたような
単語が飛び出しまくる。恐ろしい回だ……。
雪室御大は完全にホリカワをおもちゃにしてるよね……。
ホリカワとワカメの会話内容がやはり完全にライトノベルのそれ。
磯野家から走り去るホリカワの動画が中割り少なかったのは
オーバリズムを意識した説を唱えたい。
そして安定の唐突な原作4コマオチ。これ見ると安心します。
エロレイヤー撮影会オチだったのですが、これが2週間早ければ
コミケとバッティングしてさらなる笑いを誘ってくれたのになあという点だけが惜しい。



・「姉さんと二人だけ」 脚本:城山昇
雪室2に城山1の黄金パターン。
今までほとんど聴いたことないレアBGMが出てきて驚く。
そして完全にコンビニ売りのエロ漫画みたいな展開なことにも度肝を抜かれた。
そういえばコンビニ売りのエロ漫画誌って近親相姦NGなんでしたっけ。
夏! 閉鎖的環境! 兄弟愛! 近親相姦!
どっかで見たことあると思ったら、これヨスガノソラだ!!
やはり雪室&城山御大が本気を出すと昨今の木っ端作品のシナリオなぞ
問題にもならないわ……。
これだからサザエはやめられない。